かめこの話(その2)
かめちゃんは庭の隅で眠っています。
埋めたところの前にコキアを植えて、青いお花が爽やかなアメリカンブルーと多肉植物の鉢を置きました。
かめこが死んでから暫く、台風でだいたい毎日雨降り、そんな天気を呪いました。
かめちゃんが土の中で寝てるでしょうが!
(ドラマ北の国からの、ラーメン屋で「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」って怒るシーンの田中邦衛のような…)
岩の上で寛ぐかめこ。
けつかわいいと言ってしょっちゅう写真を撮っていました。
これは6月くらいかな。足の付け根のハミ肉が…足も逞しい。まさか死んじゃうとは思ってもみなかった頃。
毎朝毎晩、手を合わせる日々です。
かめちゃんが苦のない世界でエサに困らず好きなように生きていますように。
9/4 まめこ定点観測
まめこ5.1グラム
半年もすればきっと、この小箱にも入らなくなるでしょう。
かめこの話(その1)
先代のミシシッピニオイガメのかめこの話です。
かめこは平成24年9月の頭に、うちにやってきました。
そしてつい先月、8月半ばに空の上のいきもの王国(があってほしい)に行きました。もう少しで、我が家に来て4年目になろうという時でした。
カメを飼うのは初めてで、しかも親指の半分くらいの大きさのカメベイビーからのスタートです。
餌は食べてる?ちゃんと口に入ってる?
陸に上がったままと見れば、もしかして具合が悪いのかしら。水が嫌いなのかしら。
手足にモヤが付いていると、えっ皮膚病だったらどうしよう。脱皮であってくれ!
冬ともなれば、このヒーターで寒がってない?大丈夫?
などなど心配なネタはたくさんありましたが、そんな飼い主の不安をよそに、力いっぱいエサクレダンスを踊り、激しくお食事をし、いつの間にか見た目の存在感を増し、態度も心なしか大きくなり、全力で成長を遂げました。
以前使っていたiPhoneに入っていた、かめこの定点観測カメラロールの様子です。最終的にはこの倍以上の重さになりました…
これは今年の5月、庭を散歩するかめこです。ベリー・キュートだなあ。
まめこを迎えるにあたり、随分と葛藤がありました。
かめこに悪いんじゃないか、と。まだかめこを失ってひと月も経っていないのに。
庭に埋まっているかめちゃんに何度も何度も聞きました。またカメのお世話をしていいかと。
現実的にいえば、もう死んでしまっていないわけで、いくらいきものに問いかけても言葉として答えが返ってくるでもなく、かめこにしてみればどうでもいいよっていうか、どうもこうもないよというところでしょう。人間の気持ちの問題でしかない。
そんなわけで、心を決めてまめこのお世話をすることにしました。
このブログはまめこ成長記録として残すつもりで始めましたが、振り返るためにかめこの最後の日々と元気いっぱいだった日常も記していきたいと思います。
はじめましてベイビーちゃん
ミシシッピニオイガメのベイビーを迎えました。平成28年7月19日生まれの、豆サイズ。
今は豆でも、いずれおはぎもしくはどら焼きのように大きく成長してほしい気持ちで、「まめこ」と名前を付けました。
甲羅が10円玉レベル。畳の上を歩いても無音です。
ミシシッピニオイガメを赤ちゃん時代から飼うのは二度目です。先代の「かめこ」のことは、また改めて書いていきたいと思います。
まめこを水槽に初めて入れたところ。飼育セットは全てかめこが使っていたものです。
レプトミンミニだけは新しく買いました。左はかめこが常食していたレプトミン。数年ぶりにミニサイズを見たら、粒の大きさの違いにびっくり。
まめちゃん、たくさん食べて元気に育つんだぞ。