いも太郎といも美の1ヶ月
ナミアゲハの幼虫の観察記録、前回から早1ヶ月。
結論からいうと、もう庭の山椒にはいもちゃんズはいません。
今年も葉を食べるだけ食べて終齢幼虫となり、去年と同じようにある日忽然と姿を消してしまいました。
聞きかじったところでは、幼虫から蛹になる前に食草から離れるということでした。羽化までの充電期間中、もはや葉には用無し、より安全な場所を求めて移動するのでしょう。
それにしても、のそりのそりとあのゆっくりの速度でどこまで這っていったんだ…
10/8 いも太郎雨上がりの朝。にょーんとしてかわいい。
同日 いも美 雨でしっとり濡れています(と思いきや、晴れている時でもウルウルとした体表でした)。
10/10 いも太郎
10/15 いも美
10/18朝 いも美が脱皮しました。
10/21 最後に見た日のいも太郎。心なしか、これまで瑞々しくピチピチしていた体が縮まっていたような気がしました。
10/25夜 いも美 いつの間にか小指の第一関節の長さを超えてしまいました。
10/27朝 いも美 見ていたら突然激しく動いたのでびっくり。
10/28朝 いも美 見に行くと肉角を1本だけ出していました。肉角を出すとものすごく疲労するらしいから早くしまいなさい。
同日 冷たい雨がザーザーと降る夜でした。これが最後に見たいも美です。
今年は4匹が孵化し、きみどりの幼虫になるまで見届けたのは2匹でした。
いも太郎といも美、きっと庭のどこかで周りと同化して蛹になっていることでしょう。無事に蝶になるんだぞ!