かめこの話(その1)
先代のミシシッピニオイガメのかめこの話です。
かめこは平成24年9月の頭に、うちにやってきました。
そしてつい先月、8月半ばに空の上のいきもの王国(があってほしい)に行きました。もう少しで、我が家に来て4年目になろうという時でした。
カメを飼うのは初めてで、しかも親指の半分くらいの大きさのカメベイビーからのスタートです。
餌は食べてる?ちゃんと口に入ってる?
陸に上がったままと見れば、もしかして具合が悪いのかしら。水が嫌いなのかしら。
手足にモヤが付いていると、えっ皮膚病だったらどうしよう。脱皮であってくれ!
冬ともなれば、このヒーターで寒がってない?大丈夫?
などなど心配なネタはたくさんありましたが、そんな飼い主の不安をよそに、力いっぱいエサクレダンスを踊り、激しくお食事をし、いつの間にか見た目の存在感を増し、態度も心なしか大きくなり、全力で成長を遂げました。
以前使っていたiPhoneに入っていた、かめこの定点観測カメラロールの様子です。最終的にはこの倍以上の重さになりました…
これは今年の5月、庭を散歩するかめこです。ベリー・キュートだなあ。
まめこを迎えるにあたり、随分と葛藤がありました。
かめこに悪いんじゃないか、と。まだかめこを失ってひと月も経っていないのに。
庭に埋まっているかめちゃんに何度も何度も聞きました。またカメのお世話をしていいかと。
現実的にいえば、もう死んでしまっていないわけで、いくらいきものに問いかけても言葉として答えが返ってくるでもなく、かめこにしてみればどうでもいいよっていうか、どうもこうもないよというところでしょう。人間の気持ちの問題でしかない。
そんなわけで、心を決めてまめこのお世話をすることにしました。
このブログはまめこ成長記録として残すつもりで始めましたが、振り返るためにかめこの最後の日々と元気いっぱいだった日常も記していきたいと思います。